ひとりビジネス―転身・独立で幸せをつかむ

ひとりビジネス―転身・独立で幸せをつかむ
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「独立したい」と思い始めたのはいつからだろう？
転職に転職を重ね、ろくな20代をすごさなかった反動からかもしれない。
会社の仲間と独立だ、何だと会話をするうちに「オレもいつかは。」という気持ちが芽生えてきたのは事実だ。

ただ、何で独立すればいいか？
未だに答えが出ない・・・





この手の本は山ほど読んだ（と思ってる）。
にもかかわらず、この本はなかなか良かった。
「ひとりビジネス」という小さい枠の中で満足している、充実している人生を過ごしている方々を紹介しているからなのか？
今まで目にしてきた独立本は、「いつかはビッグになってやるぜ」的な野心むきだし系が多かったと思う。
それに対して、この本で紹介されている方々は、無理に背伸びをせず自分のやりたいことを自分のペースでコツコツと進めて、現在に至っているという人ばかりだ。

「独立して、上場して、ストックオプションでガッチリだぜ」ということを目指している人にとっては物足りないでしょう。
しかし、身の丈にあったビジネスで、自分のやりたいことをやって、日々の暮らしに困らない程度に頂ければ十分ですということを望んでいる方にとっては、一つの指針になると思います。
少なくとも僕は、見えなかったものを見せてもらって、「あ、こういうのもアリなんだ。」と気づかせてもらいましたから。